【タイトル】

令和8年度 校長挨拶「対話で育む『Happy7』の輪」

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 私は、令和5年度から、東大和市立第七小学校の校長を務める 吉村 浩(よしむら ひろし)です。本校4年目となりました。今年度も保護者の皆様、地域の皆様と協働しながら、全ての子供たちのために、精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願いします。  さて、今年度は、新1年生57人を迎え、全校合計378人の児童と、57人の教職員という体制でスタートしました。学校としては、創立56年目を迎えます。本校の教育目標は次のとおりです。  ◎話し合いのできる子ども(重点目標)  〇友達と遊べる子ども  〇学ぶ喜びを知る子ども  教育目標の重点は、「話し合いのできる子ども」とし、各教科等の授業では、考えを広げ深める対話的な学習の充実に努め、子供たちが自ら問い、共に考えを深めながら、各教科等の資質・能力を身に付けることを目指します。また、学校行事等の企画には、子供たちが参画できる機会を増やし自己肯定感を高めたいと考えています。    このような考えに至ったのは、昨年度末にも紹介した児童アンケートの結果から、各学年の児童の内面的な葛藤等を以下のように把握できたからです。 ・低学年は、学校の楽しさは維持できているが、給食を中心に学校生活への適応が弱め。 ・中学年は、3年生で友人関係や、学校生活の楽しさがピークとなり、4年生からは悩みの相談をためらう変化点を迎える。 ・高学年は不安が高まる時期になり、自己肯定感が下がるとともに将来像を描く力が弱まり、相談へのハードルも上がる。  そんな子供たちの「今」を知り、私たち大人が関わっていく上で注目したいことの一つに、アンケート結果の 「家でも学校の話をよくする」の肯定的評価が80%に近いことがありました。これは、本校児童を支える強みであり、保護者・地域の皆様が、子供との対話の基盤を築いていることが推察でき、心強く思っております。  このことを基に、今年度も、保護者・地域の皆様には家庭・地域で子供との対話を深め、学校では、教師と子供のつながりだけの対話に終わらせず、子供同士の横のつながりも生かした交流や対話も深める所存です。  そして、対話を通した教育活動の目指すゴールは、『Happy(ハッピー)』としました。一時的な、「Lucky(ラッキー)」ではありません。  例えば、余った食べ物を偶然にもらえた時の喜びは「Lucky」だと考えると、それは一過性のもので、明日も続くとは限りません。  一方で、「Happy」とは、食べ物が余ったときに誰かが偶然に手にするのではなく、ある仕組みのもとで誰にでも循環するようにしたり、そもそも食べ物の余りを出さない施策が確立されていたりするなど、自分だけでなく、家族や友人、自分の住む街・国が「良い状態」にあることと考えられます。  子供たちにも、人それぞれいろいろな考えがあってそれでいいで終わらず、自分の学習や、自分を取り巻く環境を持続的に良好な状態にするために互いに認め合い、周囲と協調した「Happy(納得解)」を導き出せるようになってほしいです。  そして、そんなHappyを追求する子供の学びが、保護者や地域の皆様、教職員、学校に関わる全ての人々を輪としてつなげ、日々ささやかであっても持続的な幸福感を得られる「誰もが幸せな学校 = Happy7」の実現につながると考えます。  今年度も皆様がチーム七小のお一人として教職員と共に子供たちを温かく見守り、目指す学校像の実現に向けて支えていただきたくお願い申し上げます。


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