【タイトル】
令和6年度 校長あいさつ「誰もが幸せな学校を目指して」【本文】
私は、昨年度に引き続き、東大和市立第七小学校の校長を務める 吉村 浩(よしむら ひろし)です。本校2年目となります。今年度も保護者の皆様、地域の皆様と協働しながら、全ての子供たちのために、精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今年度は、新1年生 67人を迎え、全校合計362人の児童と、52人の教職員という体制でスタートしました。学校としては、創立 54 年目を迎え、2年後の令和8年4月には、第九小学校との新校統合が決定しています。本校の教育目標及び目指す学校像は次のとおりです。 <教育目標> ◎学ぶ喜びを知る子(重点目標) ○友達と遊べる子 ○話合いのできる子 そして、この教育目標を具現化するための目指す学校像を4つ考えました。 <目指す学校像> 〇全ての子供が可能性を引き出しながら学ぶ学校 〇保護者との交流に努め、協力や信頼を築く学校 〇地域と連携し、地域社会で子供が育つ学校 〇教職員が、互いに豊かさを見出し協働する学校 このような学校像となるべく、令和6年度は、「誰もが幸せな学校」をスローガンに、学校に係る全ての人々のウェルビーイングの向上を図り、全ての子供たちのために協働する学校を目指す所存です。 では、なぜこの「協働」の概念に立って教育活動を展開するのか、その理由を改めて共有させていただきたいです。 子供たちは、日々、学校も含めた地域社会の中で、毎日の生活を築いています。この視点に立てば、教職員も、保護者も、地域の方も、その社会を構成する一員という見方ができます。この三者が一体となればなるほど、児童にとって、学びを通じて自分の存在が認められることや、自分の活動によって何かを変えたり、社会をよりよくしたりすることを実感できると考えられます。新校統合でも、地域施設複合型の校舎が建設されます。児童と異年齢者間の交流は地域社会のウェルビーイングを向上させることも期待できます。 また、学校の様々な課題解決においても、地域等と協働してお力を借りた方がうまくいくことも多いと感じています。昨年度も「学校に協力したい」とご尽力いただいたことで、教育活動が円滑に進んだことが多く、地域の機運の高さには、頭の下がる思いでした。今後とも、本校を「地域の中の学校」として発展させたいと考えています。どうか趣旨をご理解いただければと存じます。 最後に、本校は東大和市全校コミュニティ・スクール(CS)構想のもと、第九小、第五中と共に、第五中学校区グループ「IMO-ZO」を形成し、定期的な運営委員会を開催して、地域の皆様からの貴重なご意見を教育活動に反映しようと努めています。今後とも更なる教育資源の開発等を進めるために、ご協力いただければ幸いです。 令和6年度も、皆様方が「チーム七小」「チームIMO-ZO」のお一人として、教職員と共に全ての子供たちを温かく見守り、「誰もが幸せな学校」が実現するよう、支えていただきたくお願い申し上げます。【添付ファイル】
【概要版】令和6年度 東大和市立第七小学校 学校経営方針_page-0001 (1).jpg